鎌田醤油の歴史

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鎌田醤油株式会社(宮城県美里町)の創業は天保年間1835年頃。

農業の傍(かたわ)らに酒造りを営んでいたところ、七代目俊蔵の時代に「天保(てんぽ)の飢饉(ききん)など幾多の飢饉に見舞われた頃、藩主の指令によって酒造業から味噌醤油製造に転業することになりました。

私たちの作業場は、江戸後期に建てられた建物に改造を加えながら、現在もなお当時の作業場を使用しています。

その理由は、そこに棲(す)む菌を守り継がせていくため。

私たちの仕事は「微生物たちの共同作業」だからです。
彼らの力を引き出すために、その環境を守ることは必須です。その上で品質と生産性とのバランスを取っていかなければなりません。

守るべきものを守り、継ぐものは継いでいく。直しながら使い、手を加えるところは加えていく。

便利さや採算性を追い求めることなく、日本人としての誇りと価値観を大切にしながら、常に愚直にチャレンジしていく。

それが、私たちの醤油造りの姿勢です。

 

会社概要

名称  鎌田醤油株式会社
創業  天保年間1835年
設立  昭和29年4月
資本金  1,000万円
代表者  鎌田裕明
従業員数  15名
所在地  〒987-0005
宮城県遠田郡美里町北浦字起谷3(地図
電話  0229-34-2021
ファックス  0229-34-2020
事業内容  味噌醤油醸造業
取引銀行  七十七銀行小牛田支店
決算期  2月

 

 社長挨拶

みちのくの美しい大地を舞台に創業以来百八十年余り。
弊社は醸造業ひとすじに励んでまいりました。
恵まれた自然のもと、受け継がれた技と心を仕込みに傾ける歓び
私どもは、これまでの歴史の中で多くを学び
多くの幸を受けてまいりました。
その恵みに感謝しこれからも伝統のこだわりを大切に、
皆様に安心して喜んでいただける、おいしい商品を提供していきます。